公務員になって地元に帰りたいなぁ

転職して公務員になって心を落ち着かせたいよぉ

公務員になりたい理由は人それぞれあると思います。

もういい年だけど今からでも公務員になれるのだろうか?

大丈夫です。

最近は社会人経験者を採用する自治体が増えています。

今回は、公務員の社会人経験者に合格する秘訣をお伝えします。

なぜ経験者採用が増えているのか

それでは、なぜ経験者採用が増えているのか考えてみましょう。

答えは、受験者・自治体双方にメリットがあるからです。

受験者のメリット
  • 転勤がない
  • 安定した給料
  • 自分の経験が初任給に上乗せされる
採用側のメリット
  • 民間で培った実力を得られる
  • 即戦力を得られる
  • 退職されづらい

民間企業等で培った経験を公務に活かしてほしいと考えているようです。

経験者採用に合格するために必要なこととは?

経験者採用で公務員になりたい!

けど、どう対策すればいいんだろう?

経験者採用に合格した経験から、合格のコツをお伝えしましょう。

大事なことは次の3つです。

①社会人に求められていることを知る
②問題を知る
③自分を知る

①社会人に求められていることを知る

先に採用側が経験者採用を行うメリットを3つ挙げましたね。

採用側のメリット
  • 民間で培った実力を得られる
  • 即戦力を得られる
  • 退職されづらい

これらを念頭に論文や面接対策を行う必要があります。

  • 自分の経験を役所の仕事に活かすことができる
  • 公務員として働くことに抵抗がない
  • 組織に骨を埋める覚悟でいる

こういったことを相手に伝えられるように試験対策を進めましょう。

②問題を知る

過去問研究は試験を受けるうえで当たり前のことですね。

公務員試験は団体によりやり方はバラバラです。

  • 教養試験は足切りだけの自治体
  • 論文は毎年2題出題する自治体
  • 面接カード作成を求められる自治体

公務員試験の仕組みについては、こちらで解説しています。

特に論文に関しては、自治体により出題数が異なり、時数・時間も様々です。

ところが、例年同じパターンで出題されていることが多いので、過去問を研究し練習を繰り返せば重要な得点源になります。

例えば、特別区は字数が多く問題文が抽象的なので、はじめのうちは書きづらいです。
しかし、練習を重ねるうちに、論文を「書く」から「組み立てる」作業へと変化します。
そこまでくれば長い論文でも恐くありません。
論文の基本的な書き方については、こちらで解説しています。

経験者採用の論文対策は、こちらの2つの記事を参考にしてください。

過去問を貪り、論文をあなたの得点源にしましょう。

③自分を知る

「①社会人に求められていること知る」の延長です。

論文試験と面接試験を通して、自分=自治体

の求める人材であることを伝えなければ合格は勝ち取れません。

自分の経験を振り返り、志望先の期待と一致するポイントを探しましょう。

志望先の期待を調べるには、各自治体等が作成している総合計画が便利です。
その団体が力を入れている政策がすぐにわかるので、必ず目を通しましょう。
総合計画の重要性については、こちらで解説しています。

自分の職務経験が、総合計画のどの政策に応用できるか探してみましょう。

新卒との違いを見せつけよう

社会人経験者は新卒より給料が高くなります。
給料が高いということは、みなさんの仕事ぶりに期待しているということです。

なぜ転職して公務員になりたいのか、みなさんの社会人経験が仕事にどう役立つのか、論理的に説明するよう心がけてください。