論文を書けない方の多くは、こう思っているのではないでしょうか

なぜみんな論文をスラスラ書けるの?

私もそう思っていました
そんな私でしたが、論文基本の型を発見し、ネタのストックを増やしたところ、苦なく書けるようになっていきました
このページでは論文ネタのストックがいかに重要か解説していきます
論文基本の型の確認はこちらをご覧ください

論文をスラスラ書くためには?

私は今でも、文章をスラスラ書ける人を尊敬しています
中には特別な才能をお持ちの方もいると思います

私を含め、全員が文章を上手に書けるわけではありません

しかし、公務員試験を突破するには論文を書く必要があります

ここである疑問が生じます

文章を書く才能を持っていないと合格できないのか?

私はそんなことないと考えています

公務員試験は公平公正です
才能の有無で合否が決まることはありません

では、どのようにして合格する論文をスラスラ書くのか?

書くことをあらかじめ用意しておけばいいのです

身近なもので例えてみましょう
楽器を突然渡されて、
「何か弾いてごらん」
て言われても、その楽器になじみのない方は何も弾けませんよね

しかし、普段から楽器を弾く練習をしている人はどうでしょう?

軽く有名なフレーズを弾くのではないでしょうか

普段から練習し、曲のストックがあるから弾けるのです

論文も同じです

ネタをストックしているから書けるのです
問題文を読んだら引き出しを開ければいいのです

これだけでも、ネタをストックすることの重要性を理解してもらえたと思います

ここからは、公務員試験論文の特徴を踏まえネタのストックの重要性を解説していきます

公務員試験論文の特徴
  • 時間制限が厳しい
  • 問題文に出てくる背景・課題はほとんど同じ
  • 書ける解決策もほとんど同じ

論文試験は時間制限が厳しい

論文試験の多くは、1時間当たり800~1000字に設定されています

問題文を読んで、構成を考えて、記述して、最後に見直しです

まともに書こうと思ったら、相当な訓練を積まないと難しいと思います
(才能があれば別です)

しかし、焦って書いてしまっては、評価に値する論文は書けません

そのため、あらかじめ書く内容を用意しておくのです
1から内容を考えるのではなく、積み重ねたストックから使えるネタを引き出し、論文を組み立てましょう

問題文の背景・課題はほとんど同じ

論文の勉強をしない方はこのように考えがちです

でも当日にならないと問題わからないよ
いくらストックあっても足りないでしょ?

確かに問題は当日にならないとわかりません
しかし、過去問を見ればテーマは限られていることがわかります
数ある参考書を見ても、掲載されている論文テーマはほとんど同じです

よくある論文テーマ

人口減少、少子高齢化、福祉、環境、ごみ、公共施設、協働、SDGs…

実はそれほど多くないのです
さらに、1つのネタで多くのテーマに対応することもできます

「公共施設の集約化」を例にします

公共施設の集約化により、

  1. コンパクトシティの実現→人口減少に対応
  2. 地域全体で助け合う環境の実現→少子高齢化、福祉、協働に対応

このように、論文ネタは複数のテーマを循環できるものがほとんどです
論文ネタを使いまわせるようになりましょう

書ける解決策もほとんど同じ

公務員試験論文の多くは

「あなたが○○の職員だったら、課題解決のために何をしますか?」

と聞いています

あなたはこれから新人の公務員として働くことになります
現実的で、若手公務員でも取り組めることを書かなければなりません

そうなると、書けることはそれほど多くありません

若手公務員ができることの例
  • 住民との対話
  • 民間活用
  • 施設の集約化の推進

これらを念頭に、解決策を複数用意しておけば大丈夫です

問題文と自分で考えた導入を踏まえ、解決策を2~3個引き出せばいいのです

練習を重ねてストックを増やす

以上、ネタのストックの重要性を公務員試験論文の特徴から解説しました

ストックはあればあるほど有利です
論文の練習の度にストックを増やすようにしましょう

がんばってください!